【ドイツ ブルージュ】殺し屋の悲しき運命と逆らう男たち

歴史ある街並みを舞台に繰り広げるブラックユーモア!

独特な世界観が広がる【ヒットマンズ・レクイエム】の印象的なシーン。

物語の山場となる鐘楼で登場人物たちが交錯する場面。
石畳の地面、歴史ある建物、その中でそびえ立つ鐘楼はどれも美しい情景。
更に夜での薄く立ちこめる霧、ライトアップされたバーなど、まさしくヨーロッパという雰囲気を惜しげもなく魅せてくれています 。

映画レビュー【ヒットマンズ・レクイエム】

新人の殺し屋レイ(演:コリン・ファレル)とベテランの殺し屋ケン(演:ブレンダン・グリーソン)がベルギーのブルージュへやって来る。
ボスからの指示があるまで二人はブルージュの街を観光する事になる。

マイペースに読書をしながら待つケンだが、一方のレイはブルージュに対して不満だらけで好きになれなかった。
レイは何かしないといけないほど精神的に追い詰められている。
それは初仕事で男の子を殺した事から、自分自身を責めていて、忘れようとするも、退屈なブルージュでは彼を徐々に自殺へと意識を向けさせます。

一方のケンはボス・ハリー(演:レイフ・ファインズ)から、子供を殺したレイの始末を指示される。
プロの殺し屋であるケンは仕事を確実にこなす人間だが、レイをこの世界に引き入れた張本人として戸惑いをみせる。
レイは自殺を願望し、ケンは殺しに戸惑う。
これは二人の関係性を上手く表現している。

対比する二人それぞれの気持ちはコリン・ファレル、ブレンダン・グリーソンは実に上手く表現しています。
特にコリン・ファレルが子供のように泣く姿、ブレンダン・グリーソンが息子のようにレイを見守る表情などは本作でも素晴らしいシーンの一つとなる。

そこへやって来るハリーを演じたレイフ・ファインズはぶっ飛んでいました。
電話のメモ帳からイカれた人物だと分かり、更に登場してからのインパクトは強烈でした。
ルールは絶対に守るハリーの行動に、ケンが彼はどんなにクソ野郎でも尊敬する意味が分かります。

ヒューマンドラマとブラックユーモアを織り交ぜ、歴史ある街を舞台にした本作は独特な雰囲気があります。

場所の概要【Brugge:ブルージュ】

舞台となったブルージュはベルギー北西部、フランデレン地域の都市でウェスト=フランデレン州の州都であり、ベルギーの代表的な観光都市の一つで、2002年には欧州文化首都に選定されています。
地名は「ブルッヘ」や「ブリュッヘ」と用いられますが、観光業では「ブルージュ」や「ブリュージュ」が使われ、その由来は「橋」という意味であり、市内に張り巡らされた運河に架かる多くの橋にちなんでいます。
ブルージュは三種の世界遺産登録物件を持ち、ブルージュ歴史地区、ベギン修道院、鐘楼があって、どれも本作に登場しています。

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