【スイス シルトホルン】2代目ジェームズ・ボンドの活躍

スイスの雪山は見どころがいっぱい!

白銀世界を舞台にした【女王陛下の007】の印象的なシーン。

ジェームズ・ボンドが宿敵プロフェルドを捕らえるべく、任務でスイスのシルトホルンが舞台となる中盤以降の美しい雪国の背景だろう。
系図学者としてプロフェルドが営むアレルギー研究所に潜入したボンド。
そこで繰り広げるボンドとプロフェルドとの駆け引き、更にボンドガールのトレーシーとの愛を際立たせる素晴らしい舞台となっています。

映画レビュー【女王陛下の007】

初代ジェームズ・ボンドを演じたショーン・コネリーは5作目の『007は二度死ぬ』で降板しました。

それを受け、数百人のオーディションから2代目となったジョージ・レーゼンビー。
ジョージ・レーゼンビーは歴代ボンドで唯一、ヨーロッパ圏以外の出身の俳優である。
当初、ジョージ・レーゼンビーは演技の経験がなく、元々は売れっ子モデルでした。
それにマーシャルアーツのインストラクターの経験もあって、アクションは候補者の誰よりも上手かった事、当時あったチョコレートバーのテレビCMなどで認められ、2台目ジェームズ・ボンドに抜擢されました。

ジョージ・レーゼンビー最大の魅力である格闘シーンがふんだんに取り入れ、ショーン・コネリーと比べて肉弾戦が多くなっています。

確かにジェームズ・ボンドが持っている落ち着いた紳士的な立ち振る舞いは弱いですが、ジョージ・レーゼンビーは精いっぱい主役を演じきっています。

ただ、それまでのシリーズでは興行的に不振となってしまい、ジョージ・レーゼンビーにとって、2代目ジェームズ・ボンドにとって唯一の作品となりました。

シリーズの中では影が薄い存在であったが、2代目が出演した唯一の作品として後年は存在感を増しています。

更に本作ではシリーズで初めてジェームズ・ボンドが結婚し、加えて劇中にメインのボンドガールが初めて亡くなってしまう。

やはり、ショーン・コネリー版との決別を意味する挑戦的な内容になっている本作。
ジョージ・レーゼンビーの起用には賛否両論があったけど、彼にしかできない演技で新たなるジェームズ・ボンド像を作り出していると言えるでしょう。

場所の概要【Schithorn:シルトホルン】

シルトホルンはスイスのベルン州の南端に位置するベルナー・オーバラント地方にあります。
200を越える峰々の大パノラマが広がり、遠くドイツの黒い森(シュヴァルツヴァルト)やフランスのヴォージュ山脈まで見渡す事ができます。
山頂は毎年1月に開催される世界最大級のアマチュア・スキーレース『国際インヴェルノレース』のスタート地点になっています。
劇中に登場した回転レストランの“ピッツグロリア”建物自体が太陽発電の力でゆっくりと回っており、席に座ったまま360°の景観を楽しむ事ができます。
ピッツグロリアと隣接する展望台には2013年の夏から“ピッツ・グロリア・ビュー”という新しい展望台が完成しています。

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