【パラグアイ アスンシオン】市場で繰り広げられる七つの箱を巡るサスペンス

治安の悪い南米でも安心して観光ができるスポット!

市場で7つの箱を巡る物語【7BOX[セブンボックス]】の印象的なシーン。

主人公が精肉店の荷物運びを依頼され7つの箱を持って市場を突っ切る。
すると、何者かが箱を一つ盗み出され、市場を駆けていくシーン。
市場の入り組んだ中で疾走する箱を盗んだ者、それを追う主人公が追撃する場面は効果的な演出と音楽で盛り上げてくれています。

7BOXセブンボックスの舞台パラグアイ

映画レビュー【7BOX[セブンボックス]】

トロント国際映画祭正式出品。
ゴヤ賞、サンタバーバラ国際映画祭を含めた映画賞を受賞した作品。

パラグアイは映画製作が非常に少なく、本作で監督を務めたフアン・カルロス・マネグリアとタナ・シェムボリは初の長編となっています。

出演者のほとんども未経験者ばかりであるが、作品の高い完成度で上記の映画賞を受賞しています。

パラグアイの有名なアスンシオン市場で繰り広げる物語。
市場で荷物運びをする少年ビクトル(演:セルソ・フランコ)はいつかテレビに出ようと夢見ていた。
録画機能のある携帯電話で映画が作られると考えた彼はなんとか稼ごうとして、姉のタマラ(演:ネリー・ダヴァロス)のツテから大金が転がる精肉店の荷物運びを請け負った。

しかし、その荷物こそがとある事件のカギを握るモノで、同じ運び屋で本当なら運ぶはずだったネルソン(演:ビクトル・ソーサ)と彼の仲間たちから狙われる事になる。

本作ではアスンシオン市場で働く運び屋にスポットライトを当てている。
あまり知られていない運び屋は市場で重宝される存在であると同時にライバルが多い。
ほとんどが仕事の取り合いになっているのが本作から伝わってくる。

基本的に買い物客の荷物を運ぶが、時には危険なモノも運ぶ事がある。
仕事を奪われたら、奪い返すという事もある。

本作は映画の素人が多いけど、かなり熟練した内容だと感じさせる。
とにかく、点と点を結び合わせる伏線を置き方が非常に上手い。

なんでもないような小道具も、後々に意味を成していき、一見して無関係だと思われる人物たちにも接点があったという。

製作側はもちろん、出演者たちも映画初出演とは思えないほど達者な演技が光っている。
パラグアイという馴染みが薄い国の作品であるが、限られた場所、限られた予算、限られた時間で製作された本作は間違えなく良作だと言えるでしょう。

場所の概要【Asuncion:アスンシオン】

アスンシオンはパラグアイの首都で人口は85万人で高度約53㎞の高台にあり、大河ラ・プラタ川最大の支流パラグアイ川の川岸に位置しています。周辺の都市とともにアスンシオン都市圏を形成しています。
アスンシオンはアメリカの首都ワシントンD.C.などと同じく、パラグアイのどの州にも属さない特別区となっています。
1537年にスペインが創建した川沿い最古の町で、金銀を求めた当時のヨーロッパ人や冒険家からは「母なる都市」と呼ばれていました。

 

 

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