海外旅行を計画する際、つい楽しみな気持ちでいっぱいになりますが、万が一の事態に備える「海外旅行保険」の準備はできていますか？
今回は、海外旅行保険に入るべき理由や、どんな補償内容が必要なのかについて詳しく解説します。
そもそも、どんな補償が必要？
海外旅行保険では主に以下の補償がセットになっています。
• 死亡・後遺障害補償（事故・病気による死亡や後遺障害）
• 治療・救援費用（怪我・病気での治療費、家族の現地呼び寄せ費用など）
• 携行品損害補償（スーツケースやカメラの破損・盗難など）
• 個人賠償責任（他人の物を壊した、他人を怪我させた場合の補償）
• 弁護士費用等補償（事故の損害賠償を請求する際の費用など）
中でも多いのが、医療費や携行品損害、旅行中のトラブルにかかる費用の補償です。
例えば…
• 交通事故で怪我をした場合 → 治療費や救援費用が補償されます。
• スーツケースを壊してしまった場合 → 携行品損害補償が使えます。
• 盗難被害に遭った場合 → 携行品損害補償で対応できます。
• 3日以上の入院で家族を呼び寄せる場合 → 治療・救援費用で家族の渡航費が補償されます。
• 事故に巻き込まれた際の弁護士費用 → 弁護士費用補償が利用可能です。
クレジットカード付帯保険は十分？
クレジットカードに海外旅行保険がついている場合もありますが、多くは補償金額が低く、治療費や救援費用が十分でないことも。
特に長期滞在の場合や、補償内容が限られている場合には、専用の海外旅行保険を別途加入することをおすすめします。
実際のトラブル事例
• 旅行中に虫歯が痛み出した → 急激な症状であれば「緊急歯科治療費用」が適用されますが、事前の治療は対象外！
• 妊娠中に旅行先で出産👶 → 基本的には補償対象外ですが、特定の条件（子宮外妊娠など）で適用されるケースもあります。
• 犯罪被害（強盗にあった、怪我をした） → 「治療・救援費用」が適用されます。
• 飲酒や無免許運転の事故🍺
• レンタカーの事故 🚙→ 海外旅行保険では対象外なので、レンタカー会社の保険に別途加入が必要です。
海外旅行を楽しむためには、思わぬトラブルやアクシデントに備えることが大切です。特に医療費や携行品の損害、個人賠償責任など、海外では日本と違う環境ならではのリスクがありますので、海外旅行保険への加入は必須といえるでしょう。
自分にとって必要な補償内容をよく検討し、安心して旅を楽しめる準備をしておきたいですね