【デンマーク コペンハーゲン】実父と養父の思いを知る愛娘

美しい街並みを持つ童話作家アンデルセンの故郷! 明かされる真実【アフター・ウェディング】の印象的なシーン。 主人公のヤコブに寄付をするヨルゲンが詰め寄る場面。 無茶な要求を突き付けられ、外へ飛び出したヤコブを追うヨルゲンの告白。 美しいコペンハーゲンの運河で明かされる真実にヤコブはただ呆然し、その場を立ち去るしかなかった。 この時に見せたヨルゲンの必死の訴えは美しいコペンハーゲンの景色と調和しています。

映画レビュー【アフター・ウェディング】

2006年度のアカデミー外国語映画賞にノミネートされた作品。 監督を務めたスサンネ・ビアはデンマーク出身の女性監督で、第28回東京国際映画祭ではコンペティション部門の審査員でした。 本作の監督及び原案を担当したスサンネ・ビアは高い評価を受け、2007年公開の『悲しみが乾くまで』で初の英語作品も手がけています。 本作は主人公のヤコブ(演:マッツ・ミケルセン)はインドで孤児院を運営しているが、財政的に厳しく閉鎖寸前に追い込まれていた。 そんな時、ヤコブの故郷デンマークにある会社から寄付の申し出があって、彼は久しぶりに帰郷して面会する。 故郷へ帰ったヤコブの出資者となるヨルゲン(演:ロルフ・ラッセゴート)は、週末に結婚する娘のアン(演:スティーネ・フィッシャー・クリステンセン)の式を招待する。 結婚式へやって来たヤコブだったが、そこでヨルゲンの妻のヘレネ(演:シセ・バベット)と出会う。実はヤコブとヘレネはかつて恋人同士で20年ぶりの再会であった。 そして、ヘレネの口からアンがヨルゲンの実の娘ではなく、前の恋人との間にできた娘だと明かし、ヤコブは動揺するも、現実を受け入れようとする。 当初は元恋人との間に娘がいて、知らなかったヤコブは戸惑うけど、次第に明かされる真実に自身の役割が分かってきます。 特に寄付をするヨルゲンの訴えが最も印象的で、彼がそのような行動に出た理由でより物語に深みが増しています。 本作は後半になれば面白くなる作品であり、予想を上回る展開に家族の大切さを思う一人の男の必死な訴えが心に響きます。

場所の概要【Copenhagen:コペンハーゲン】

コペンハーゲンはデンマークの首都で北ヨーロッパを代表する最大の世界都市の一つです。 世界中から「おとぎの国」と絶賛されるデンマークは緑の森と青い湖、整備された美しい景観は有名な童話作家アンデルセンの国としても知られています。 更に首都のコペンハーゲンは「北欧のパリ」と言われ、レンガや石造りの建物、カラフルな木造の家屋など、近代的な建築物と調和した美しい街並みです。 元は商人の港であったコペンハーゲンでは、運河沿いに観光名所が多く、ボートによるツアーが高く、多くの観光客が利用しています。 約1時間でコペンハーゲンの運河を巡り、7月から8月半ばには1時間に6回のボート出発しており、予約なしで乗る事ができます。  

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