海外旅行のスーツケース選びと中身の心得

海外旅行に行く際に、どんなスーツケースにしようか?と悩みませんか?

 

せっかくお気に入りのスーツケースを用意しても、盗まれてしまわないか?鍵をかけて壊されないのか?何を持っていくべきなのか、サイズは?・・・・

 

初めての海外旅行や渡航先となると、色々不安もありますよね。

 

著者は、海外旅行大好きで、何度も出かけています。その体験談を交えながら、スーツケースの選び方、鍵はかけるか?何を持っていくべきか?などなど、海外旅行のスーツケースについてご案内します。

 

海外旅行がとっても楽しくなるよう、参考になれば幸いです。

スーツケースを選ぶポイント

旅行の準備。まずは荷物をまとめるためにスーツケースをどうするか早めに決める必要があります。

 

海外旅行を満喫するには、お供になるスーツケースを選ぶポイントは、2つのみと考えています。

 

1)スーツケースの大きさ

2)スーツケースのタイプ

 

1)スーツケースの大きさ

いろんな会社のホームページには、旅行日数や、渡航先などによって、選ぶスーツケースのサイズが大まかに紹介されています。

旅行日数 渡航先 サイズ
0~1日 国内や機内持ち込み 20~30L(特小)
2~3日 韓国などのアジア 30~60L(小)
3~4日 グアムなどのリゾート 50~75L(中)
5~8日 アメリカ・ヨーロッパ 80~95L(大)
9日以上 ロングステイ・留学 100~120L(特大)

 

著者は、何度か海外旅行へ行ったことがありますが、利用したスーツケースのサイズは、毎回80~95L(大サイズ) です。

一般的な 女性は身長160センチ、男性は180センチとすると、持った時のイメージは、以下のような感じになります。

 

スーツケース大サイズの大きさのイメージ

 

一般的なスーツケースのサイズといった感じでしょうか?

 

渡航先によっても多少異なりますが、このサイズだと、大体スーツケースの半分に着替えや日用品が納まり、スーツケースの半分が空いた状態となります。

 

大きんのじゃない?と思われるかもしれませんが、帰りのことを考えると丁度良いです。

空けておいたスーツケースの半分はお土産用になります。

 

海外旅行の場合、旅先で自分用の小物や家族へのお土産を購入します。

あまり買い物はしない方だとは思うのですが、それでも帰路ではスーツケースの半分にお土産を入れるとちょうどいいサイズになっています。

 

韓国、香港など近場のアジアですと、出発時の荷物が少ないために、ちょっと大きいかな?とも思いますが、なぜか帰路にはこのサイズでよかったと思います。

 

そのため、海外旅行に出かける際のスーツケースを選ぶ際は、出発時の荷物で半分、帰りのお土産で半分となるように、ちょっと大き目サイズを選ぶことをお勧めします。

 

なお、身長160cm程度の一般的な女性の場合、スーツケースを大サイズ以上にすると、扱いが困難になります。サイズが大きいと、その分詰め込む荷物が多くなり、重たくなります。

 

スーツケースが重いと、地下鉄の乗り降り、ちょっとした段差で、スーツケースを持ち上げることができなくなりますので、ご自身の体力に合わせてくれぐれも選んでください。

 

2)スーツケースのタイプ

スーツケースには、2タイプあります。

・ハードタイプ           ・ソフトタイプ

ハードとソフト2つのタイプ

 

海外旅行では、断然ハードタイプがお勧めです。

理由は、耐久性、防水性、トラブル防止の3点からです。

 

▼耐久性

海外旅行の場合、空港でとにかくスーツケースは乱暴に扱われます。

キズはつくのは当たり前です。

ソフトタイプの場合、柔らかいので、中身が破損することがあります。

少しでも中身を保護できるようハードタイプがお勧めです。

 

▼防水性

ソフトタイプの場合、防水加工はしていますが、完全ではありません。

ハードタイプは、アルミやプラスチックでできれいるため防水性が高いです。

 

▼トラブル

海外旅行の場合、街や駅などで、スーツケースを切り裂かれて、中身だけが盗難される危険があります。

 

ソフトタイプの場合、布地の素材を利用している場合も多く、素材によっては刃物で切り裂かれて、中身だけを盗難にあう可能性があります。

その点、ハードタイプは、切り裂かれる可能性は低いため、このトラブルに合うリスクを下げることができます。

 

上記の理由で、海外旅行時のスーツケースは、断然ハードタイプがお勧めです。

 

ちなみにハードタイプのスーツケースを使っていると、ちょっと駅などの待ち時間で、こんな風に子供を乗せることもできちゃいます。

 

空港でスーツケースにすわる女の子

 

あまり行儀がいいとは言えませんが、子連れ旅行にもハードタイプがお勧めです。

 

スーツケースが決まれば、次は何を持っていくか?ですよね!

 

海外旅行のスーツケースに入れておくべきもの

 

 

着替えや日用品、これは言われなくても誰でも用意すると思います。ここではあえて、海外旅行大好き著者が、スーツケース内に入れているものをご紹介しまう。

 

・変圧器

・小さめジップロック

・スズランテープ

 

・変圧器

渡航先によって電力の電圧の高さが異なる事があります。

スマホやカメラの充電を行う際には変圧器が必要となる場合がありますので、用意しておくことがお勧めです。

変圧器 30w 100w

通常は充電器又は本体の裏側などに対応電圧の記載がありますが、判らない場合は携行する方が機械本体を壊して使えなくなるより安心です。

一流ホテルに宿泊すると、貸してくれることもありますが、数が多く無いようで、滞在期間中に他のお客様が使っていて、1度も貸してもらえない(充電できなかった)経験をしたことがありますので、変圧器は小さくて軽いのでスーツケースのポケットに入れてなくさないようにすることがおすすめです。

また、海外ではコンセントプラグも忘れずに携行しましょう。差込プラグの形状は国や地域で変わるので注意が必要です。プラグセット(7個入り)を持っていけばどの国でも対応しますので安心できます。

 

プラグセット 8個入り

 

小さめジップロック

海外旅行の際には100ml以上の液体、化粧品を機内に手荷物として持ち込むことはできません。

参考:成田空港 液体物の持ち込みについて

 

 

出発時に手荷物(リュックやハンドバック)にはジップロックを入れているのですが、旅行中に無くしてしまうことがあります。

飛行機はとても乾燥するので、機内には乾燥防止用に美容液などの液体持ち込みが必須です。

 

その為、予備として小さめジップロックをスーツケースに入れています。

(ジップロックは最小サイズ)

 

なお、ジップロックに入れていないと、ハンドクリームや乳液も機内に持ち込みできません。一緒に旅行した友人が忘れてたら、プレゼントするととっても喜ばれます。

 

アイエルレンタルでは20日前の予約で早期割りプレゼントとして圧縮袋/ジップロックをもらえるキャンペーンをしているので利用するのもありですね。

 

 

・スズランテープ

スーツケースのポケットに必ず入れていきます。

スズランテープ(ビニール紐又はナイロンテープ)は、旅先で洗濯ものを干す際に利用します。

 

すずらんテープ

 

よく、海外のホテルでは、お風呂やバルコニーに洗濯ロープ(物干しワイヤー)が備え付けられていますが、カビていることがあります。

 

その為、私は、スーツケースを借りたら、まずスズランテープを入れることに決めています。

 

 

いよいよ出発日!!となったとき、あなたはスーツケースに鍵をかけますか?

 

海外旅行では鍵をかけるべき?

 

海外旅行に出かける際に、どうして鍵をかけるか?どうか議論されるかご存知でしょうか?

 

それは、2001年9月11日のアメリカ同時多発テロ以降、荷物の検査が厳重に行われるようになりました。

スーツケースの持ち主がいない際に、現地職員が入出国検査の際などスーツケースを開けて検査することがあります。

 

その為、海外旅行に出かける際は、スーツケースに鍵をかけるべきか?と議論されるようになった大きな背景です。

 

しかしながら、スーツケースの持ち主不在時にスーツケースの中身を空けてチェックするのはアメリカだけです。

アメリカ本土、ハワイ、グアム、アラスカ、サイパンといったアメリカ領へ渡航する場合のみが対象となります。(トランジットでアメリカ領を利用する際も同様です)

 

アメリカ領以外へ海外旅行する場合は、スーツケースに鍵をかけていい と思います。

 

アメリカ領で渡航する場合は、スーツケースの鍵をかけてはいけません。

現地の検査官にスーツケースの鍵を壊される可能性があります。

代わりに TSAロック を掛けるといいでしょう。

 

tsa ロック マーク 鍵 

 

 

ただ、利用する航空会社によっては、TSAロックを掛けないようにアナウンスしている会社もあります。

TSAロックでも壊されてしまう可能性があるからです。

TSAロックを掛けても良いのか迷った場合は、利用する航空会社のホームページや、チェックインカウンターで確認されることをお勧めします。

 

最近のスーツケースには、TSAロックがついていることがスーツケース業界の常識となっています。(弊社取り扱いスーツケースにはすべてTSAロックがついています)

 

 

著者は、荷物を預ける直前のX線検査でよく引っかかり、スーツケースを開けなくてはならないことが多いためX線検査の直前に、スーツケースの鍵を開けることにしています。

 

渡航先によっては、アルコールなど一部食料品の持ち出しを禁止している国があるため、似たような形がX線に表示されるとスーツケースを開けて、荷物検査が必要になる事が多いためです。

 

X線検査で問題が無かった場合は、荷物を預ける際にTSAロック、もしくは鍵をかけています。

 

鍵に関連して、海外旅行に行く際は、スーツケースベルトを掛けることをお勧めします。

他の人が持ってないような色と思い、著者は オレンジのスーツケース を利用したりしますが、案外同じことを考える人がいます。

 

ターンテーブルで荷物を取り間違えないよう、スーツケースベルトをすることがお勧めです。

スーツケースベルトをしていることで、万が一鍵が壊されたり、荷物検査をされてしまった後にうまくスーツケースが閉まらない場合でも、開かないよう補助してくれる役割があると思います。

 

また、海外の空港内で荷物を受け取る前に鍵をこじ開けられるトラブルがあるそうです。

そういったトラブルから守る事ができると思います。

著者は、スーツケースと一緒に400円で借りることができますので、いつも

スーツケースベルトもレンタル しています。

 

スーツケースベルト 5色

 

まとめ

海外旅行に行く際は、スーツケースはやや大きめのハードタイプを選び、スーツケースの半分をお土産用に空けておくことをお勧めします。

 

 

アメリカへ行く際は、TSAロックを掛ける、鍵は掛けない。そのほかの国は、鍵を掛けていい。が基本のルールです。(実際に掛けるかはご自身で判断ください)

 

スーツケースベルトを締めることを忘れずに!

 

素敵なスーツケースをもって、海外旅行を楽しんでくださいね!

 

 

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