神秘の国インドはまだまだ観光地が多い!
旅する三兄弟による【ダージリン急行】の印象的なシーン。
ホイットマン三兄弟が最初に降りるジョードプルの街。
まだ三人の中ではわだかまりがあって、何をやってもすれ違いの状態。
それぞれが抱える問題を露呈し、長男のフランシスが次男のピーター、三男のジャックと話している時、丘から見えるジョードプルの青い街並みは印象に残る。
映画レビュー【ダージリン急行】
2014年公開の『グランド・ブダペスト・ホテル』ではアカデミー賞の監督賞にノミネートされ、他に多くの映画賞に受賞したウェス・アンダーソン監督の作品。
家族の愛の絆を取り戻す物語をインドで繰り広げています。
タイトルの『ダージリン急行』は実際に存在せず、本作の為にインド国鉄が協力して、列車を撮影用に改造しています。
実際に舞台となったのはラージャスターン州で、ダージリンとは2000㎞以上も離れています。ただ、列車の最終目的地はダージリンとなっています。
主人公はホイットマン三兄弟。
長男フランシスにはオーウェン・ウィルソン、次男ピーターにはエイドリアン・ブロディ、三男ジャックにはジェイソン・シュワルツマンがそれぞれ演じています。
三兄弟は三者三様であり、それぞれが違った個性を持っています。
フランシスはバイク事故で顔面から土手に突っ込んで九死に一生を得る。
ピーターは妻が妊娠7ヶ月でありながら育った環境のせいで離婚寸前に。
ジャックは作家で小説を書き上げたが元恋人がどうしても忘れられない。
三人とも問題を抱えており、一年の間も連絡は一切取れていない。
父親の死から一年が過ぎ、フランシスが事故に遭って生還した事で兄弟の顔が見たくなった。それがきっかけであるが、実際は兄弟の絆を取り戻そうとしていた。
だが、一度できた溝はそう簡単に埋まらず、最初は三人ともすれ違っています。しまいには殴り合いのケンカになってしまう。
それでも三人は心の旅を通じて、昔のような絆を取り戻していく。
本作はいい意味で緩い感じであり、緊張感がなく、リラックスした状態で鑑賞できる。
三兄弟が騒動を起こしたり、インドで良くあるトラブルに巻き込まれたり、見知らぬ村で一泊するなど、様々な出来事が彼らを待ち受けます。
最後は笑って終わる三兄弟の穏やかな表情は気持ちが晴れやかになります。
場所の概要【Jodhpur:ジョードプル】
ジョードプルはインドのラージャスターン州にある二番目に大きい都市。
旧市街の家屋の壁が蒼く塗られている事から別名を“ブルーシティー”と呼ばれる。その理由は害虫駆除に効果のある化学塗料を使用している為。更に一年中、晴れた天気が多い事で“サンシティー”とも呼ばれています。
ジョードプルはタール砂漠の入り口の街である。西及び北はタール砂漠に含まれ、南西は大カッチ湿地に隣接する。
メヘラーンガル城はかつてマールワール王国及びジョードプル藩王国の君主の居城であった。
ジョードプルにはデリーから鉄道で12時間、飛行機で役1時間、ジャイプルからバスで7~8時間かかります。
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