スーツケース/キャリーケースのトラブル!キャリーバーが動かなくなった!

スーツケースのキャーバーのトラブル

スーツケース/キャリーケースを使用していると、キャリーバー(または、キャリーハンドル、PUハンドル、プルアップバー、引き出し式取っ手、伸縮取手、持ち手)が引き出したまま戻らなくなってしまう、というトラブルが多く見受けられます。

 

飛行機や乗り物に乗る際にキャリーバーがしまえなかったら困ってしまいますよね。焦って力ずくで押し込もうとすると曲がってしまったりして逆効果になる事もありますので、注意が必要です。

 

キャリーバーの不具合の原因と対処法を知っておけば、もしもの時も安心です。

キャリーバーが動かない

キャリーバーの使い方に注意が必要

テレビやCMなどで、よくパイロットやCAさんがキャリーバックを斜めに引いて格好良く歩いている姿を目にした事があると思います。そんな影響もあってか、スーツケース/キャリーケースは斜めに引いて歩くもの!というイメージが強いのではないでしょうか?

 

多くの方が誤解をしていると思いますが、もともと4輪のスーツケースは、4輪全てを地面に接地させて走行させるものなのです。

4輪のスーツケースは縦にしたまま押して移動する

 

一方、2輪のキャリーバックは小さめに作られていて軽い為、斜めに傾けてキャリーバーを持って走行させるように出来ていますが、それと同じように大きなスーツケースを斜めにして走行させると、その重さでキャリーバーに大きな負担がかかり、曲がってしまったり戻らなくなってしまったりするのです。

また、キャリーバーはスムーズな走行の補助をする為のものです。階段や段差などでキャリーバーを持ってスーツケース/キャリーケースを持ち上げたりすると、曲がってしまったり、バーの中の部品がずれたりして作動不良の原因になります。持ち上げる時は、必ず本体のハンドル(持ち手)を使用しましょう。

 

また、他の原因としては、「外からの強い力でボディが押されたときにキャリーバーが押されて変形」や「スーツケースに荷物を詰め込みすぎでたわむ」事が考えられます。ポリカーボネート素材の柔らかい素材(軽量な物)のものは、荷物を沢山入れると本体がたわみます。入れすぎた荷物でキャリーバーが戻るスペースが圧迫されて戻らなくなっている事が考えられます。更に、沢山の荷物を入れようとして、スーツケースの上から強く押したり、上に乗ったりして圧力を掛けるとキャリーバーに異常な力がかかり曲がってしまうことも。そんな時は、荷物を少し出して本体が歪まないようにすると良いでしょう。

 

 

ハンドルが戻らなくなった時の対処法

それでもどうしても戻らない!困った!という場合の対処法。

外からの外傷でパイプが歪んでいて戻らない、とか、バー自体が曲がってしまって戻らない、という場合にはどうにもならないかもしれませんが、中で部品が引っかかっているだけ、という作動不良の場合は、応急処置的に次の事を試してみて下さい。

 

まず、バーを前後左右に軽く揺すってみてください。引っかかった所が外れて、これだけで戻る場合があります。

次に、スーツケースを開けて内側を見て下さい。本体のキャリーバーがある側の内布にファスナーが付いていないでしょうか?

キャリーバーのしくみ1ボッチで止まる構造

 

もしファスナーがあれば開けてみると、キャリーバーの収納部本体のパイプが見えると思います。そのパイプに突起が出ていればそれを押しながらキャリーバーを下げる事が出来ないでしょうか。

正常なキャリーバーは、上部のボタンを押すとこの突起のロック機構が外れる仕組みになっていますが、何らかの理由でこの突起が押されなくなってしまう事が、キャリーバーが戻らない原因となっている場合が多いです。

 

もしファスナーがない場合は、内布の上からパイプを手探りで探っていけば突起がみつかると思います。少しコツが入りますが、内側、外側、下側を順に探ってみて下さい。

 

キャリーバーが動かない時は直接ボッチを押して見る

中にはファスナーがなく内布とパイプとの間にプラスチックなどの底板が入っている(インナーフラット)スーツケースもあります。この場合は底板を外せれば同じ方法で対応できますが、ファスナーが無いと外せないので、残念ながらこの方法で戻すことは出来ないかもしれません・・・。

 

一度戻らなくなったキャリーバーは使わない方が無難

この対処法は、旅行先やどうしても乗り物に乗らなければ行けない時などの応急処置です。一度戻らなくなったということは、何かしらの不具合や故障が生じていることが考えられますので、旅行先などで毎回内側に手を入れて戻すわけにはいかない!という場合には、不便ですがその後はキャリーバーを使わない方がいいでしょう。

 

また、キャリーバーが引き出せなくなった!という場合も無理に引き出して戻らなくなるリスクを避ける為にも、キャリーバーは使わない方が無難です。

 

簡単な対処法を紹介しましたが、キャリーバーが出ない、戻らない原因は他にもあると思います。

もしもの時は手軽なので紹介した方法を試してみて、それでもダメなら、空港や駅周辺の場合、靴やカバンの修理店が近くにあれば、相談してみると案外修理をしてくれる場合もあるので、聞いてみると良いでしょう。

ココに書きました方法は、もしもの時の、応急処置なので旅行が終りましたら購入先や専門店でちゃんと修理を依頼する事をわすれずに。

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